• 2025.05.21

携帯ブラックリストでも契約できる格安SIM10選!審査に落ちたときの対処法も解説

携帯ブラックリストでも契約できる格安SIM10選!審査に落ちたときの対処法も解説

携帯料金の滞納や短期解約を繰り返すと、「携帯ブラックリスト」「携帯ブラック」と呼ばれる状態になり、大手キャリアとの契約が難しくなります。

携帯ブラックになり、新しい携帯電話の契約を諦めてしまう方もいるかもしれません。しかし、現在では、携帯ブラックの方でも契約できる可能性のある格安SIMが増えてきています。審査基準が緩やかな格安SIM、審査なしで契約できるSIM、プリペイドSIMなど、さまざまな選択肢があります。

本記事では、携帯ブラックの方でも安心して利用できる格安SIMを10社厳選してご紹介します。審査に通りやすくするコツや、万が一審査に落ちてしまった場合の対処法(家族名義での契約、プリペイドSIMの利用など)も解説します。ぜひ最後までお読みください。

携帯ブラックでも契約できる格安SIM10選

携帯のブラックリストに登録されても、契約できる可能性の高い格安SIMを10社ご紹介します。携帯会社選びの参考にしてください。

<携帯ブラックでも契約できる格安SIM>

  • だれでもモバイル
  • 楽天モバイル
  • IIJmio
  • イオンモバイル
  • UQモバイル
  • LINEMO
  • HISモバイル
  • b-mobile
  • mineo
  • Y!mobile

だれでもモバイル

携帯料金の滞納などで携帯ブラックになってしまい、大手キャリアとの契約を諦めている方でも、安心して利用できる格安SIMが「だれでもモバイル」です。だれでもモバイルは、審査なしで契約できる点が最大の特徴です。携帯ブラックの方でも、本人名義でスマートフォンを持つことができます。

クレジットカードがなくても、銀行口座があれば契約することが可能です。ドコモ回線を利用しているため、安定した通信環境が整備されています。

使用回線 ドコモ
月額料金 1,990円(税込)~
支払い方法 口座振替
公式HP https://daredemomobile.com/

楽天モバイル

楽天モバイルは、楽天独自の回線を持つ格安SIMです。回線共有によるブラックリストの影響を受けないため、審査が通りやすくなっています。

また、データ使用量に応じて料金が変わる、シンプルでわかりやすい料金プランも魅力。支払い方法が豊富なため、個々のライフスタイルに合う支払いを行えます。

使用回線 楽天回線
月額料金 1,078円(税込)〜
支払い方法
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • 口座振替
  • 楽天ポイント
公式HP https://network.mobile.rakuten.co.jp/

IIJmio

IIJmioは、eSIM対応で料金を抑えたい人におすすめの格安SIMです。eSIMプランを選べば物理SIMカードが不要なため、発行手数料や送料などのコストを抑えられます。

データ容量や速度など、さまざまなニーズに対応するプランが用意されているのもメリットです。音声通話SIMには、月額900円でかけ放題オプションを追加できます。ただし、支払い方法はクレジットカードのみのため、契約時は注意が必要です。

使用回線 ドコモ・au
月額料金 440円(税込)~
支払い方法 クレジットカード
公式HP https://www.iijmio.jp/

イオンモバイル

イオンモバイルは、家族でデータ容量をシェアできるシェアプランが特徴の格安SIMです。最大8人まで契約でき、データ容量は最大200GBと大容量。家族全員で契約すれば、一人当たりの料金を抑えることができます。

また、毎月の料金支払いでWAONポイントが貯まるため、イオンをよく利用する方にはメリットが大きいでしょう。ただし、支払い方法はクレジットのみのため注意してください。

使用回線 ドコモ・au
月額料金 803円(税込)~
支払い方法 クレジットカード
公式HP https://aeonmobile.jp/

UQモバイル

UQモバイルはKDDI傘下の格安SIMです。au回線を利用した安定した通信品質でスマホを利用することができます。余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため、通信量にムラがある方にも適しています。

多彩な支払い方法に対応しており、クレジットカードがなくても乗り換え可能なのも魅力です。スマホの同時購入ができて便利ですが、分割払いにはクレジットカードが必要で審査がやや厳しくなる点には留意しましょう。

使用回線 au
月額料金 2,365円(税込)~
支払い方法
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • 口座振替
  • コンビニ払い
  • 銀行ATM(Pay-easy)
  • 支払い秘書
公式HP https://shop.uqmobile.jp/

LINEMO

LINEMOはソフトバンク回線を使った格安SIMです。LINEのトークや通話がデータ通信量にカウントされない「LINE使い放題」は大きなメリットでしょう。ソフトバンク回線のプラチナバンドで通信品質も安定しています。

クレジットカード不要で、デビットカード、口座振替、PayPay残高払いも利用可能です。審査は比較的緩いものの、短期解約に厳しいという声が多い点には注意が必要です。

使用回線 ソフトバンク
月額料金 990円(税込)~
支払い方法
  • クレジットカード
  • デビットカード
  • 口座振替
  • PayPay
公式HP https://www.linemo.jp/

HISモバイル

HISモバイルは、低価格帯の料金プランで展開している格安SIMです。月100MB未満の利用であれば、月額290円(税込)という低価格で利用可能であり、データ使用量が少ないユーザーにとって経済的な選択肢となります。

また、旅行会社HISならではの、旅行者向けのサービスが充実しているのも面白いポイントです。支払い方法はクレジットカードのみな点は注意が必要です。

使用回線 ドコモ・ソフトバンク
月額料金 280円(税込)~
支払い方法 クレジットカード
公式HP https://his-mobile.com/

誰でもスマホ

携帯ブラックでも99.9%契約できると謳っている格安SIMが「誰でもスマホ」です。口座振替とコンビニ払いに対応しており、クレジットカードがなくても契約できます。

シンプルな料金プランで、全プランに24時間かけ放題オプションが含まれています。分かりやすい反面、必要な機能だけ利用できれば良いと考えている方にとっては、やや割高に感じるかもしれません。

使用回線 ドコモ
月額料金 3,278円〜
支払い方法
  • 口座振替
  • コンビニ決済
公式HP https://www.a-sas.ne.jp/

mineo

mineoは、au、ドコモ、ソフトバンクのトリプルキャリアから回線を選べる、柔軟性の高い格安SIMです。お住まいの地域やよく使う場所の電波状況に合わせて最適な回線を選べたり、現在使用中の端末をそのまま利用できたりする利便性の高さが魅力です。

データ無制限で利用できる「マイそく」プランなら、250円(税込)から契約可能。データ通信の速さにこだわりのない方にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。

使用回線 ドコモ・au・ソフトバンク
月額料金 250円(税込)~
支払い方法 クレジットカード
公式HP https://mineo.jp/price/

Y!mobile

ワイモバイルは、ソフトバンク直営の格安SIMです。ソフトバンクと同じ回線を使用しているため、大手キャリアと同等の安定した通信品質を享受できます。低価格帯のスマホも販売しており、必要十分な機能を備えた機種をお手頃価格で手に入れたい方に最適です。

料金プランもシンプルでわかりやすく、全国各地に実店舗を展開しており不明点を直接相談できるのもメリットです。ただし、ソフトバンクでの滞納履歴などがある場合は審査が厳しくなる場合もあります。

使用回線 ソフトバンク
月額料金 2,178円~
支払い方法
  • 口座振替
  • クレジットカード
公式HP https://www.ymobile.jp/

携帯の契約に関係するブラックリストは3種類

携帯電話を契約できない状態には、主に3種類のブラックリストが関わっています。それぞれの内容と影響範囲を理解しておきましょう。

<携帯の契約に関係するブラックリスト>

  • 携帯ブラックリスト
  • 自社ブラックリスト
  • 金融ブラックリスト

携帯ブラックリスト

携帯電話会社共有のブラックリストとは、携帯電話料金の滞納情報を記録したリストのことです。携帯ブラックリストは、TELESA(一般社団法人 テレコムサービス協会)やTCA(一般社団法人 電気通信事業者協会)が管理しています。携帯会社はこれらの機関に加盟しており、機関を通じて滞納者の情報が共有されているのです。

携帯ブラックリストに登録されると、新規契約が難しくなる可能性があります。これは、携帯電話会社が、過去の滞納履歴を基に契約の可否を判断するためです。

携帯ブラックリストは、滞納した料金を支払えばブラックリストから削除されます。自分が携帯ブラックリストに登録されているかどうかは、契約したことがある携帯会社に問い合わせれば確認できます。

自社ブラックリスト

自社ブラックリストとは、各携帯会社が独自に管理しているブラックリストのことです。携帯電話の料金を滞納して強制解約になった履歴や、短期解約・不正契約があった顧客の情報などが記録されています。

自社ブラックリストに登録されると、その携帯会社との契約が難しくなります。ただし、あくまでも自社内でのブラックリストで他社には共有しないため、基本的には他の携帯会社との契約は可能です。

自社ブラックリストは各社で定めているため、登録や削除の基準がありません。そのため、滞納料金を完済しても、ブラックリストから削除されるとは限らない点に注意が必要です。

自分がブラックリストに登録されているか調べたいときは、携帯会社に問い合わせてみるとよいでしょう。

金融ブラックリスト

金融ブラックリストとは、信用情報機関に事故情報が登録されている状態のことです。クレジットカードやローンの延滞、債務整理など、金融取引に関する事故情報が記録されます。

携帯電話会社は、信用情報機関に加盟しています。そのため、金融ブラックリストに登録されていると、情報が共有され、携帯電話の新規契約や機種変更の審査に通りにくくなります。

金融ブラックリストは一度登録されると、滞納料金などを完済したとしても一定期間は情報が登録されたままになるため注意が必要です。

滞納・延滞 完済日から5年程度
代位弁済 代位弁済日から5年程度
債務整理 5~7年程度

事故情報が登録されている期間は、携帯電話の契約審査に影響を与えます。ただし、金融ブラックリストに登録されていても、携帯電話の契約が絶対できないというわけではありません。

一部の格安SIMでは、金融ブラックリストに登録されていても契約できる場合があります。

携帯電話契約に必要な3つの審査

携帯電話を契約するには、主に3つの審査を通過する必要があります。それぞれ異なるポイントで審査されるため、事前に内容を把握しておきましょう。

<携帯電話契約に必要な審査>

  • 契約審査:契約者自身の信用情報を確認する審査
  • 分割審査(割賦審査):端末を分割で購入する場合に行われる審査
  • 名義変更審査:契約の名義を変更する場合に行われる審査

契約審査

携帯電話を契約するには、契約審査を通過する必要があります。新規契約だけではなく、機種変更やMNP契約(乗り換え)の場合にも契約審査が行われます。

審査基準は各社で異なりますが、主に過去の携帯電話利用に関する実績情報に基づいて判断されます。例えば、過去の携帯料金の滞納履歴や短期解約・強制解約の有無などです。

滞納履歴がなく、適切な利用実績があれば、審査に通過する可能性は高くなります。

分割審査(割賦審査)

分割審査とは、携帯電話端末を分割払いで購入する場合に行われる審査です。分割払いは、携帯電話会社が端末代金を一時的に立て替える仕組みです。そのため、携帯電話会社は利用者がきちんと分割料金を支払えるか審査を行います。この審査は、割賦審査とも呼ばれます。

分割審査では、主に信用情報機関の情報が用いられます。信用情報機関とは、個人のクレジットやローンの利用履歴、返済状況などを記録している機関です。過去の滞納情報や債務整理の記録があると、審査に落ちる可能性が高くなります。

名義変更審査

名義変更審査とは、契約者本人以外が利用するために、携帯電話の契約名義を変更する際に実施される審査です。例えば、親から子へ携帯を譲渡したり、結婚などで名前を変更したりする場合が該当します。

名義変更のような契約者が変わらない名義変更の場合は、審査に落ちることはほぼありません。しかし、契約者が変わる場合は、新しい契約者の信用情報に問題があると、審査が厳しくなるケースもあります。

携帯電話契約の審査に落ちる5つの理由

携帯電話契約の審査に落ちる理由は、いくつかあります。考えられる理由は、以下の5つです。意外な落とし穴もあるため、しっかり確認しておきましょう。

<携帯電話契約の審査に落ちる理由>

  • 携帯料金の滞納した経験がある
  • 信用情報に傷がついている
  • 提出した書類に不備がある
  • 格安SIMの短期解約
  • 携帯端末を分割で購入しようとしている

携帯料金を滞納した経験がある

携帯電話料金の滞納経験は、契約審査に大きな影響を与えます。現在滞納中の方はもちろん、過去に滞納したことがある場合も審査に通りにくくなるため注意しましょう。

また、携帯キャリア間では滞納に関する情報が共有されているため、滞納中のキャリアだけでなく、他のキャリアでも新規契約が難しい場合があります。

信用情報に傷がついている

信用情報とは、クレジットカードやローンの利用履歴、携帯電話の料金支払い状況などが記録された個人の信用に関する情報です。この信用情報に傷がついていると、携帯電話の分割審査に通りにくくなります。

例えば、過去に携帯電話料金やクレジットカードの支払いを滞納していたり、債務整理や自己破産を経験していたりすると、信用情報に傷として記録されます。

提出した書類に不備がある

携帯電話の契約審査では、本人確認書類の提出が必須です。提出書類に不備があると、審査に落ちる可能性があります。よくある不備として下記のようなものが挙げられます。

<提出した書類に不備がある例>

有効期限切れ 運転免許証やパスポートなどの有効期限が切れている
記入漏れ 申し込み用紙に必要事項の記入漏れがある
住所や氏名などの不一致< 申込書の情報と本人確認書類の情報が一致しない
画像の不鮮明 アップロードした画像が不鮮明、サイズや形式が異なる

携帯を短期解約した経験がある

一般的に、短期解約をしただけで審査に落ちることはありません。ただし、キャッシュバックキャンペーンの利用や転売を目的とした契約と判断された場合は、ブラックリストに載り、審査に落ちる場合があります。

例えば、短期解約を繰り返している場合です。短期解約は120~180日以内の解約を指すケースが多いため、半年以内に複数回携帯を乗り換えている方は注意が必要です。

携帯端末を分割で購入しようとしている

分割購入は、高額な携帯端末を少ない初期費用で購入できるメリットがある一方、審査基準が契約審査よりも厳しく設定されているため、審査落ちのリスクがあります。

特に10万円以上の高額な端末の分割購入は、審査が厳しくなる傾向にあります。携帯料金の滞納や信用情報に傷がある場合、分割審査に通過するのは難しいと考えたほうがよいでしょう。

携帯電話契約の審査に通りやすくするコツ

携帯電話契約の審査に通りやすくするために、意識しておきたい点が複数あります。審査通過のために、以下の点を意識しましょう。

<携帯電話契約の審査に通りやすくするコツ>

  • 正しい情報の本人確認書類を用意する
  • 滞納料金がないよう支払いを済ませる
  • 虚偽の申告はしない
  • 本体は一括購入する
  • SIMカードのみ契約する

正しい情報の本人確認書類を用意する

契約時に提出する本人確認書類は、有効期限が切れていないか、情報が正しいかを確認しましょう。現在の住所や氏名に変更がある場合は、最新の情報に更新しておく必要があります。

オンライン上で手続きを行う場合は、アップロードする画像が鮮明かも確認してください。光で反射していたり、ぼやけていたり、一部が隠れていたりすると、再審査になる可能性があるため注意しましょう。

滞納料金がないよう支払いを済ませる

現在滞納中の料金がある場合は、直ちに支払いを済ませましょう。滞納料金を完済すれば携帯ブラックリストから削除されるため、契約できる可能性が高まります。信用情報から削除されるまで時間はかかりますが、直近の滞納がない状態を保つことが重要です。

合わせて、支払方法を見直すのもよいでしょう。口座振替に設定することで、うっかり支払いを忘れてしまうリスクを減らせます。

虚偽の申告はしない

携帯電話の契約審査では、申込書に記入する情報がすべて事実かどうかを確認されます。無職なのに勤務先を偽ったり、収入を実際よりも多く申告したりする虚偽申告は絶対NGです。

虚偽の申告は、携帯電話会社との信頼関係を損なうだけでなく、最悪の場合、法的責任を問われる可能性もあります。必ず正しい情報を申告しましょう。

本体は一括購入する

携帯電話の契約審査に通りやすくするために、本体は一括購入するのがおすすめです。

分割払いで携帯電話を購入する場合、分割審査と呼ばれる審査が行われます。この審査は、携帯電話料金の支払いと同様に、信用情報に基づいて行われます。そのため、過去に携帯料金の滞納やクレジットカードの延滞などがあると、審査に落ちてしまう可能性があります。

一方で、本体を一括で購入する場合、分割審査は不要です。つまり、信用情報に傷があっても、携帯電話の契約自体はできる可能性が高まります。

SIMカードのみ契約する

審査に通りやすくする一つの方法として、SIMカードのみを契約する手段があります。携帯電話本体とSIMカードをセットで購入する場合、分割払いを希望すると信用審査が必要になります。しかし、SIMカードのみを契約する場合は、本体の分割審査は不要になるため、審査通過率が上がります。

音声通話機能がない「データ通信専用SIM」は、さらに審査がゆるいケースも多いため、必要に応じて検討してみましょう。

携帯電話契約の審査に落ちたときの対処法

携帯電話契約の審査に落ちてしまった場合でも、諦める必要はありません。下記のような対処法を試してみましょう。

<携帯電話契約の審査に落ちたときの対処法>

  • 家族名義で契約をする
  • プリペイドSIMに申し込む
  • 審査なしの携帯キャリアで契約する

家族名義で契約をする

審査に落ちた場合、家族名義で契約する方法があります。家族の信用情報で審査が行われるため、家族に安定した収入があり、携帯料金の滞納歴などがなければ契約できる可能性が高まります。

ただし、利用者登録をせずに家族名義の携帯を勝手に利用するのは禁止されています。不正利用とみなされ犯罪になる可能性があるため、必ず家族の承諾を得たうえで利用者登録を済ませましょう。

プリペイドSIMに申し込む

携帯電話契約の審査に落ちてしまった場合、プリペイドSIMの利用を検討してみましょう。プリペイドSIMとは、事前に料金を支払って利用するSIMカードのことです。

プリペイドSIMは、一般的な携帯電話契約とは異なり、審査がありません。そのため、携帯ブラックリストに登録されている方でも利用できます。

ただし、プリペイドSIMを利用する場合は、SIMフリーの端末を用意しておかなければなりません。また、月額料金が割高だったり電話回線がつながっていなかったりする点には注意が必要です。

審査なしの携帯キャリアで契約する

携帯料金の滞納などで携帯ブラックリストに登録されてしまい、通常の携帯キャリアとの契約が難しい場合でも、契約できる可能性のあるサービスがあります。

携帯電話会社は信用情報機関と提携し、利用者の支払い状況などを共有しています。しかし、すべての会社が同じ基準で審査を行っているわけではありません。なかには、審査基準が比較的緩やかで、携帯ブラックリストに登録された方でも契約できる可能性のある会社もあります。

例えば、「だれでもモバイル」は、携帯ブラックリストに登録された方でも契約できることを明確に打ち出しているMVNOです。生活困窮者や高齢者など、携帯電話の利用が生活に不可欠な方々を支援することを目的としています。

クレジットカードを持っていない方でも契約できます。ぜひ一度ご検討ください。

携帯ブラックリストに関するよくある質問

ここからは、携帯ブラックリストに関するよくある質問に答えていきます。

<携帯ブラックリストに関するよくある質問>

  • 携帯ブラックリストは何年で消えますか?
  • ブラックリストに乗っているか確認する方法はありますか?
  • 携帯会社のブラックリストに載らないようにできますか?
  • 携帯ブラックリストでも携帯の分割はできますか?
  • 携帯ブラックでもdocomoは契約できますか?
  • 何回滞納するとブラックリストに登録されますか?
  • 携帯会社のブラックリストに登録されたらどうなりますか?

携帯ブラックリストは何年で消えますか?

携帯の契約に関するブラックリストには「携帯ブラックリスト」「自社ブラックリスト」「金融ブラックリスト」があります。

ブラックリストの種類 概要 削除の基準
携帯ブラックリスト 携帯電話会社が共有しているリスト 滞納料金の支払い
自社ブラックリスト 携帯会社が独自に持っているリスト 各携帯会社によって異なり、明確な期間は定められていない
金融ブラックリスト 信用情報機関に事故情報が登録されている状態 5~7年

ブラックリストの情報が消えるタイミングは、各携帯会社によって異なり、明確な期間は定められていません。ブラックリストに登録されているか不安な場合は、各携帯会社の窓口に問い合わせて確認することをおすすめします。

ブラックリストに載っているか確認する方法はありますか?

自分が携帯電話のブラックリストに登録されているか確認する方法には、各携帯電話会社へ直接問い合わせる方法と、信用情報機関へ問い合わせる方法があります。

<携帯電話会社への問い合わせ>

携帯ブラックリストや自社ブラックリストに登録されているかは、携帯電話会社へ問い合わせることで確認できます。携帯電話会社が管理するブラックリストの情報は、個人情報保護の観点から第三者へ開示されません。そのため、ご自身で各携帯電話会社へ問い合わせる必要があります。

各社の問い合わせ先は、一般社団法人 電気通信事業者協会(TCA)の公式ウェブサイトに掲載されている「不払い者情報交換 各社対応窓口」から確認できます。

<信用情報機関への問い合わせ>

信用情報機関が管理する金融ブラックリストの情報は、情報開示手続きをおこなうことで確認できます。主な信用情報機関と問い合わせ先は以下の通りです。

株式会社シー・アイ・シー(CIC)

一般社団法人日本信用情報機構(JICC)

各機関のウェブサイトから情報開示手続きをおこない、ご自身の信用情報を確認しましょう。

携帯会社のブラックリストに載らないようにできますか?

ブラックリストに登録される主な原因は、携帯料金の滞納です。そのため、滞納しないようにきちんと支払いを続ければ、基本的にはブラックリストに載ることはありません。

端末代の分割払いも滞納するとブラックリストに登録される可能性があります。万が一支払いが遅れてしまった場合は、速やかに未納分を支払いましょう。

携帯ブラックリストでも携帯の分割はできますか?

携帯ブラックリストに登録されている場合、携帯電話の分割払いはできないと考えた方がよいでしょう。分割払いは、携帯電話会社と信販会社との契約になります。そのため、携帯電話会社だけでなく、信販会社からも審査を受けます。

信販会社の審査は厳しいため、携帯ブラックリストに登録されている方は、審査に通る可能性が低いといえるでしょう。

携帯ブラックでもドコモは契約できますか?

携帯ブラックリストに登録されている場合、ドコモと契約できる可能性は非常に低いと考えてください。ドコモの回線を使いたいときは、ドコモの回線を使用しているMVNOが提供している格安SIMを利用する方法があります。

だれでもモバイルは、ドコモの回線を使用しています。ドコモと同じエリアで4Gや5Gを利用することも可能です。

何回滞納するとブラックリストに登録されますか?

一般的には、2~3カ月以上の滞納でブラックリストへ登録される可能性が高くなるといわれています。ただし、携帯料金の滞納でブラックリストに登録される明確な回数というものは存在しません。各携帯電話会社・クレジットカード会社によって、独自の基準が設けられているためです。

注意したいのは、携帯料金よりも分割払いの滞納です。分割払いを滞納すると信用情報にも傷がつく恐れがあります。信用情報に傷がつくとクレジットカードやローンの審査にも通らなくなるため注意しましょう。

だれでもモバイルなら携帯ブラックでも契約できる

携帯ブラックで携帯を持つのを諦めている方は、だれでもモバイルを検討してみてはいかがでしょうか。だれでもモバイルには、携帯契約の審査がありません。そのため、他社で審査に落ちてしまっても契約できる可能性が高いのです。

さらに、クレジットカードが不要なのもメリットです。信用情報に傷があったりブラックリストに載っていたりしても、携帯の契約を締結できます。自分に合ったプランを選べるので、無駄な費用を抑えられるのもうれしいポイントです。

以下に、だれでもモバイルの特徴をまとめました。

  • 審査なしで契約可能
  • クレジットカード不要
  • 携帯ブラックでも契約できる可能性が高い
  • 月額料金が安い
  • データ容量が豊富
  • 自分に合ったプランを選べる

だれでもモバイルは携帯ブラックの方にとって心強い味方です。携帯料金の滞納で悩んでいる方や、クレジットカードを持っていない方は、ぜひ検討してみてください。