• 2025.12.26

日本通信SIMの評判は本当?口コミから見えた実際のメリット・デメリット

日本通信SIMの評判は本当?口コミから見えた実際のメリット・デメリット

スマホ代を月額290円から使える日本通信SIM。

ネットでは「安い」という評判が目立ちます。一方で「通信が遅い」という声も。

実際の評判はどうなのでしょうか?

もし、日本通信SIMの契約を検討しているなら、本当の評判を知りたいと思うのが本音ですよね。

そこで今回は、日本通信SIMの利用者の口コミやメリットとデメリットを取り上げます。

また、日本通信SIMに契約する際に役に立つ料金プランや申し込み方法も紹介します。

この記事を読むことで、自分に合ったサービスかどうかの判断材料が手に入りますよ。

日本通信SIMの悪い口コミ・評判

日本通信SIMのネット上の悪い評判には、どのようなものがあるのか。

実際の評判を見てみましょう。

ここでは、日本通信SIMの悪い評判を3つ紹介します。

①場所や時間によって急に通信速度が遅くなる

利用者の口コミの中には、繁華街や地下鉄に乗ると急に通信速度が遅くなるという口コミが見られます。

また、お昼時の時間に速度がかなり遅いという口コミもありました。

具体的には、平日昼の12時〜13時につながりにくいという口コミです。

また、朝の8時くらいにつながりにくいという声も。

②初期費用で3,300円がかかる

契約時に3,300円の事務手数料がかかるのに、やや不満の声もあります。

その一方で、「月額費用が安いので使い続けることでお得感がある」とか、「月20GB使えて1,390円は破格」と高い初期費用よりも、お得な部分を認めている声も聞かれます。

③「合理的シンプル290プラン」は、データ容量の上限を超えると低速になる

日本通信SIMのプラン「合理的シンプル290プラン」の1GBは、データ容量の上限を超えると、その月の通信速度が落ちます。

気づかないうちに容量を超えてしまうと、ストレスのある状態が続くことになります。

これは、日本通信SIMのホームページでも書かれていますが、1GBにつき220円でデータ容量を増やすことで解消できますよ。

日本通信SIMの良い口コミ・評判

日本通信SIMは安さが魅力ですが、実際の利用者からはそれ以外のポジティブな評価を受けています。

ここでは、日本通信SIMの良い評判を3つ紹介します。

①とにかく安い

日本通信SIMの良い口コミの中には、「他社と比べて圧倒的に毎月の料金が安いと思う」という声があります。

「家では、基本的にはWi-Fiを使っているし、ギガ数が足りない時は設定で増やせるので問題ない」との声も。

これらの声から、日本通信SIM他の携帯会社より、お得に使えるということがわかります。

例えば、「合理的シンプル290プラン」は、1GB290円で利用可能です。

このプランは、必要最低限しかスマホを使わない人にとって、魅力的な料金でしょう。

②通話品質がドコモと同じなのに安い

「通話品質が問題なく、ストレスを感じない」「通話品質は半額で、ドコモと変わらない」という口コミが多数あります。

専用アプリをインストールしていなくても、普通の電話アプリで無料通話ができるのも評価されています。

「安いのに通話品質は落ちない」

この特長が、信頼を得ているようです。

③スターターパックで初期費用を抑えられる

事務手数料3,300円をカットできるスターターパックを使えば、実質的に手数料が無料になります。

日本通信SIMのスターターパックは、日本通信SIMの合理的プランやデータ通信専用の「ネットだけプラン」のどちらかに申し込みできる申し込みできるパックです。

AmazonやYahoo!、ヨドバシ.COMなどで購入できます。

料金は3,000円前後です。

「スターターパックを買ったので、事務手数料が安く済んだ」「スターターパックで節約できた」との口コミがあります。

初期投資を抑えたい人にとって、このオプションはありがたいですね。

日本通信SIMのメリット

前の章では、日本通信SIMの良い評判や悪い評判について見てきました。

それでは、これから日本通信SIMの利用を検討するにあたってのメリットにはどんなところがあるのかを見ていきます。

まずは、メリットから取り上げます。

①月額290円から利用できる安さが魅力

日本通信SIMは、月額290円(1GB)から利用できます。

他社と比べても、1GB未満の利用者向けプランでは最安値と言えるでしょう。

「データをあまり使わない」「スマホは通話とLINEだけ」という人にとって、無駄なく利用できるでしょう。

②データ追加料金が安い

先述しましたが、日本通信SIMは1GBにつきデータ容量を220円を追加できます。

これは、他の格安SIMの中でもかなり安い料金体系と言えるのではないでしょうか。

例えば、ドコモのスピードモード1GBオプションのデータ追加料は、1GB1,100円(税込)ですが、日本通信SIMなら220円。

ドコモの約5分の1の料金でデータを追加できるんです。

③5G通信が無料で利用できる

日本通信SIMでは、5G通信対応の端末を持っていれば、無料で5Gオプションに加入できます。

このプランに加入すれば、インターネットや動画、ビデオ通話などをストレスなく利用できるようになります。

対象のプランは、以下の通りです。

対象プラン オプション月額料
合理的シンプル290プラン

合理的みんなのプラン

合理的50GBプラン

合理的かけほプラン

ネットだけプラン

0円

ただし、エリアによっては4GBにしか対応していないエリアもあるので、注意してください。

日本通信SIMの3つのデメリット

続いて、日本通信SIMのデメリットです。

ここでは、日本通信SIMの3つのデメリットをとりあげます。

①昼と夜は通信速度が遅く使いづらい

日本通信SIMは、昼間のアクセスが集中する時間帯に通信速度が落ちます。

そのため、お昼休みに動画を見たい方にとっては、不便に感じることがあるかもしれません。

そのほか、口コミでは、夜の時間帯の通信速度がかなり遅いとの報告も。

もし、その時間帯に多く利用する方には、日本通信SIMは向かないでしょう。

②実店舗がない

日本通信SIMは実店舗がなく、困ったときは電話での問い合わせか、チャットでの問い合わせとなります。

対面で説明を受けたい方は、不便に感じるでしょう。

ただし契約手続きがネット上で完結できるという点はメリットです。

ネット手続きに慣れている方なら、問題なく利用できます。

③支払い方法がクレジットカードのみ

日本通信SIMの支払いは、クレジットカードか一部のデビットカード支払いのみです。

口座振替には、対応していません。

そのため、クレジットカードを持っていなかったり、金融ブラックでクレジットカードを持ていない人は、利用できないのがデメリットです。

日本通信SIMの料金プラン

日本通信SIMは、どのデータ量を選んでも安く使える仕組みになっています。

自分の使用量に合わせて、無駄のないプランを選べるのが特徴です。

日本通信SIMの料金プランは、以下の通り。

プラン データ量 月額 無料通話・オプション 追加データ
合理的シンプル290 1GB 290円 無料通話なし
追加オプション・通話5分かけ放題オプション(+390円)・月70分無料通話オプション(+390円)・通話かけ放題オプション(+1,600円)
1GBあたり220円
合理的みんなのプラン 20GB 1,390円 ・通話5分かけ放題

・月70分無料通話

のどちらかを選べる

1GBあたり220円
合理的50GBプラン 50GB 2,178円 ・通話5分かけ放題

・月70分無料通話

のどちらかを選べる

1GBあたり220円
ネットだけプラン 20GB 1,200円 通話なし・データ専用 20GBあたり1,200円

月のデータ使用量が少ない人から、50GBまで使う人まで対応しており、各プランでオプションを付けられます。

日本通信SIMの申し込み方法

日本通信SIMの契約の流れはシンプルで、ネット上で全て完結します。

難しい手続きがないため、初めて格安SIMに乗り換える方でも問題なく進められます。

ここでは、申し込みから実際に使えるようになるまでの手順を説明します。

①開始日を検討する(他社からの乗り換えの場合)

契約する場合、日本通信SIMへの切り替えが完了した日から契約開始となります。

そのため、まずは切り替えのタイミングを検討することから始めましょう。

新規の乗り換えの際は、契約したいタイミングです。

②必要なものを準備する

契約に必要なものを準備します。

新規契約の方が必要なものは、以下の通り。

  • 本人確認書類
  • 本人名義のクレジットカード
  • メールアドレス

他社携帯から契約する方が必要なものは、以下の通りです。

  • 本人確認書類
  • 本人名義のクレジットカード
  • メールアドレス
  • MNP予約番号(MNP予約番号取得の必要がないMNPワンストップ方式の場合不要)

③ネットから申し込み手続きをする

日本通信SIMの公式サイトにアクセスして、希望するプランを選択します。

マイナンバーカードなら、スマホで読み取るだけなので手軽です。

④SIMカードかeSIMかを選ぶ

希望するプランを選択したら、申し込みページに推移して、物理的なSIMカードか、ネット上で設定するeSIMかを選びます。

eSIMなら申し込み後すぐに使えるため、今すぐに利用したい方に向いています。

⑤他社からの乗り換えか、新規での電話番号取得かを選ぶ

今まで使っていた他社のスマホからの乗り換えか、新規の電話番号で申し込むかを選びます。

その他、スターパックの購入の有無、データ量の上限値、オプションの有無の選択、アンケートなどに答え、申し込みを完了していきます。

⑥SIMカードを受け取ったあと、回線の切り替え手続きをする

申し込み後、しばらくすると配送業者から、入力した住所宛にSIMカードが届きます。

届いたら、回線の切り替えを行いましょう。

手続きは、SIMカードに同封の「スターターガイド」を参考に、マイページから手続きを行います。

⑦SIMカードをスマホにセットする

SIMカードをスマホにセットします。

日本通信SIMのホームページに記載のSIMカード入れ替え方法の動画を参考に入れ替えます。

⑧ネットワークに接続して利用開始

ネットワークに設定して、再起動後、ネットにつながったら利用開始です。

日本通信SIMがつながらないときの対処方法

日本通信SIMを使い始めてしばらくすると、「ネットがつながらない」という状況になることがあります。

ここでは、そのような状況になった時の基本的な対処法を紹介します。

多くの場合は、端末の設定が正しくない、または一時的な通信エラーです。

以下の4つのことを試してみてください。

  • スマホを再起動する(スマホ本体を再起動することで電波が戻ることがある)
  • 機内モードをオンにしてから、30秒待ってオフにする(オンのままになっていると、通信エラーになるためオンにしてみる)
  • インターネット接続の設定を確認する(インターネットの設定自体が間違っていると、通信エラーが起きるため設定し直す)
  • SIMカードを挿し直してみる(SIMカードがうまく挿入されていない場合、通信がうまくいかない場合があるため、挿し直してみる)

それでもつながらない場合は、日本通信SIMのサポートセンターに電話するか、問い合わせフォームから連絡してみましょう。

携帯ブラックでも契約できる格安SIM「だれでもモバイル」

先述したとおり、日本通信SIMの支払いはクレジットカードか一部デビットカード支払いのみです。

そのため、クレジットカード支払いができない方は、格安SIMをあきらめざるを得ない状況が生まれてしまいます。

そんな方の選択肢として、「だれでもモバイル」があります。

だれでもモバイル」は、過去の滞納でクレジットカードを利用できなくなった人や携帯ブラックになってしまった方でも契約できる格安SIMです。

日本通信SIMより月額は高くなりますが、「クレジットカードなし」「審査なし」で契約できるだれでもモバイルは、魅力的です。

もし、気になった方は、だれでもモバイルを検討してはいかがでしょうか?

公式サイトで、最新情報を確認してください。

まとめ

今回は、日本通信SIMの利用者の口コミやメリットとデメリット、料金プラン、申し込み方法などについて解説してきました。

日本通信SIMは、月額290円からの圧倒的な安さが売りです。

通話品質も安定しており、1GB220円でデータ追加もできるので、お得です。

一方で、昼間や夜間の通信速度が遅い、初期費用がかかるといった課題もあります。

どの格安SIMを選ぶかは、あなたがどんな使い方をするのかで変わります。

しかし、料金の安さから選ぶならば、日本通信SIMは、選択肢の一つとなるのではないでしょうか。

クレジットカード払いが難しい方は、だれでもモバイルも検討してください。