• 2025.07.15

ソフトバンクで料金を未払いにするとどうなる?対処法と復旧方法を詳しく解説

ソフトバンクで料金を未払いにするとどうなる?対処法と復旧方法を詳しく解説

ソフトバンクの携帯を契約している方にとって、料金未払いは起こりうる可能性が高い問題です。

料金の未払いは、支払い忘れや口座残高不足、突然の経済的困窮などさまざまな理由で発生します。

では、料金未払いを事前に防ぐためには、どうすればいいのでしょうか?

この記事では、ソフトバンクの料金未払いが発生した時の具体的な影響や対処法、強制解約されてしまった時の代替案などについて詳しく解説します。

ソフトバンクの料金未払いが発生したあとの流れ~支払い停止までの具体的なスケジュール~

ソフトバンクの料金未払いから利用停止、強制解約までの流れは明確なスケジュールに沿って進行します。

支払い遅れが発生した場合の停止までのスケジュールは、以下の通りです。

期間 状況 影響 対処法
支払期日期限通過 携帯料金を支払えない(口座振替の場合、再引き落としなし) インターネットサービスが利用できなくなる 払込用紙到着を待つか、My SoftBankで支払う
1週間~10日後 払込み用紙発送 インターネットサービスが利用できなくなる 振込用紙到着待ち
10日後 払込用紙到着 発信規制がかかる、 即座に支払い
~2カ月 支払い確認期間 翌月中頃に完全に利用停止 支払いしていない場合、支払い
2カ月後 強制解約予告および、強制解約実施 契約終了 債務整理検討

ただ、支払い期限を過ぎたからといって、すぐにすべてが利用停止になるわけではありません。

約2週間の猶予期間があり、この間に支払いを済ませれば通常通り利用が再開します。

各段階での対処法を適切に理解しておけば、最悪の事態を回避できるでしょう。

ただし、過去に未払いの履歴がある場合は、停止時期が早まる可能性もあります。

ソフトバンク携帯の支払いをしなかった場合に起きるその他6つの影響

ソフトバンクの料金未払いが発生すると、段階的にさまざまな影響があります。

具体的には、利用停止から始まり、最終的には強制解約や法的手続きに発展するという流れです。

ここではソフトバンク携帯の料金未払によって起きる7つの影響について、詳しく解説します。

①ソフトバンクまとめて支払い停止

支払いをしなかった場合、料金未払いと同時にソフトバンクまとめて支払いサービスが停止されます。

これにより、スマホで購入したオンラインショッピングの代金やアプリ内課金、デジタルコンテンツなどの購入ができなくなります。

携帯料金と合算して請求される仕組みのため、本体料金が未払いの状態では継続利用できなくなるからです。

例えば、Google PlayストアやApp Store、Amazon等での決済手段として利用していた場合、別の支払い方法に変更しなければならないため不便に感じるでしょう。

②損害金の請求

料金未払いには遅延損害金が発生し、未払い金額に加えて追加の費用負担が発生します。

データ通信サービスの遅延損害金の利率は14.5%、端末の遅延損害金の利率が年3.0%(法定利率)の延滞損害金が適用されます。

遅延損害金の計算方法は、以下の通りです。

借入残高×遅延損害金の利率×支払日から遅れた日数÷365日

例えば、月額料金8,000円を30日間延滞した場合、95円の遅延損害金がかかります。

短期間では大きな金額になりませんが、長期間の滞納では相当な額に膨らみます。

損害金は日割り計算で加算されるため、経済的負担を軽くするためにもなるべく早期での支払いが必要でしょう。

③機種変更不可

未払いがある期間中は、機種変更手続きが一切できません。

故障や紛失が発生しても新しい端末を購入できないため、スマートフォンなしの生活を強いられる可能性があります。

この制限は、料金を支払い終わるまでの間、継続されます。

④信用情報への影響

長期間の滞納や強制解約は信用情報機関に記録され、今後のローン契約やクレジットカード作成などに影響が出る可能性があります。

同時に、携帯電話料金の未払いも金融事故として扱われ、個人の信用に傷がついてしまいます。

信用情報への登録は通常、3カ月以上の滞納です。

一度登録されると、完済後も一定期間(通常5年間)記録が残り続けます。

例えば、住宅ローンや自動車ローン、クレジットカードの審査に影響する可能性も高くなります。

また、就職活動や賃貸契約でも信用情報を確認される場合があり、社会生活全般に影響を及ぼすでしょう。

⑤一括請求・法的手続き

未払いを放置すると、未払い金の一括請求や法的手続き(支払督促、訴訟、財産の差し押さえ)に発展する可能性もあります。

分割支払い中の端末代金も一括で請求され、経済的負担が急激に増大します。

法的手続きは通常、滞納開始から6カ月以降に開始されます。

支払督促が届いた場合、2週間以内に異議申立てを行わないと強制執行されてしまうので注意です。

それに伴い、給与や預金の差し押さえが実行されると、勤務先や金融機関にも事実を知られることになってしまいます。

弁護士費用や裁判費用も請求される可能性があり、そうなると、ますます支払いが厳しくなってしまうでしょう。

⑥強制解約

ソフトバンクの携帯未払いが続くと最終的には強制解約となり、ソフトバンクとの取引関係が完全に終了します。

強制解約後は再契約が困難になり、他社での新規契約にも影響が及ぶ可能性も。

解約後も未払い金の支払い義務は継続し、完済まで請求が続きます。

携帯電話番号も失効するため、各種サービスの登録変更手続きが必要です。

仮に、家族割引やその他の割引サービスに加入している場合には、自動的に終了して家族にも影響を与えてしまうことにもなりかねません。

ソフトバンクの料金未払いを解消する方法 

ソフトバンクの料金未払いを解消するには、どうすればよいのでしょうか。

ここでは、ソフトバンクの料金未払いを解消する方法について解説します。

まずはソフトバンクに問い合わせる

ソフトバンクの料金未払いが発生したら、まずは、ソフトバンクのカスタマーサポートに連絡して状況を正確に把握しましょう。

または、ソフトバンクショップに直接問い合わせる方法もあります。

専門のオペレーターが、個別の事情を考慮して最適な解決策を提案してくれます。

来店する際には事前に予約を取っておけば、混雑する時間帯を避けて相談できるのでおすすめです。

直ちに支払いを済ませる

未払い金の支払いには複数の方法があり、状況に応じて最適な方法を選べます。

My SoftBankでは払込用紙なしで、PayPay、クレジットカード、コンビニ、ネットバンキングなどでの支払いが可能です。(8時から22時まで受付)

先述しましたが、払込用紙を利用する際は、支払い期日が過ぎた日から1週間から10日ほどでソフトバンクから用紙が届きます。

コンビニや金融機関の窓口で24時間いつでも支払えるため、忙しい方にも安心でしょう。

ソフトバンクショップでは店頭で支払うこともできます。

その際には、本人確認書類の持参をお忘れなく。

未払い後、いつ携帯が使えるようになる?

携帯料金の支払いをしたあと、どのくらいで携帯が利用できるのでしょうか?

それは料金の支払い窓口や入金時間によって異なります。

電話が再開するタイミングは以下の通りです。

支払い方法 払込用紙 入金受付時間 電話が再開するタイミング
My SoftBank 不要 8:00 ~ 22:00 約30分
上記以外 翌8時以降
PayPay請求書払い/PayB

コンビニエンスストア

必要 8:00 ~ 22:00 約30分
上記以外 翌8時以降
金融機関(銀行)

※ 電信扱い

必要 各金融機関の営業時間 約2時間
上記以外 翌営業日の

10時以降

金融機関(銀行)

※ 文書扱い

必要 各金融機関の営業時間 4 ~ 7営業日後
上記以外 翌営業日から

4 ~ 7営業日後

ゆうちょ銀行

※ 文書扱いのみ

必要 ゆうちょ銀行の営業時間 2 ~ 3営業日後
上記以外 翌営業日から

2 ~ 3営業日後

ソフトバンクショップ 必要 ショップにより異なる 約30分

ソフトバンクの料金未払い確認方法

料金未払いは、事前に支払い状況や未払い金額を把握しておくことで防げます。

ソフトバンクでは複数の確認方法が用意されているため、自分の利用環境に応じて最適な方法を選択してみましょう。

iPhone、スマートフォン、4G ケータイ、AQUOS ケータイでの確認方法

ソフトバンクのアプリケーション My SoftBankでのパソコンや携帯での確認方法です。

確認手順は、以下の通り。

  1. My SoftBankへアクセスする
  2. ご自身のソフトバンクIDとパスワードを入力して、ログイン
  3. ○月ご請求を押す
  4. 「料金・支払い管理」の「請求情報・設定」を押す
  5. 「支払い状況」の「確認する」を押す
  6. 支払い状況を確認する
  7. 支払期限を過ぎた未払い料金があると、「未払い金があります」と表示

My SoftBankは、24時間いつでもアクセスできて、リアルタイムで最新の支払い状況を確認できるのがメリットです。

未払い金がある場合は、その場でオンライン支払いも可能ですよ。

ちなみに、My SoftBankでは、過去6カ月分の請求履歴や支払い状況、次回請求予定額も詳細に確認できるようになっています。

外出先でも、簡単に確認できるので便利ですね。

パソコンやiPadで確認する

My SoftBankには、パソコンやiPadからもアクセスして情報を確認できます。

パソコンやiPadの場合、大きな画面で詳細な情報を確認できるため、料金の内訳や履歴を詳しく分析できるのがメリットです。

手順は、以下の通りです。

  1. My SoftBankへアクセスする
  2. ご自身のソフトバンクIDとパスワードを入力して、ログインする
  3. 「料金・支払い管理」を選択する
  4. 「料金・支払い管理」の「請求情報・設定」を選択する
  5. 「支払い状況」の「確認する」を選択する
  6. 支払い状況を確認する
  7. 支払期限を過ぎた未払い料金があると、「未払い金があります」と表示

WebサイトだとPDF形式で請求書をダウンロードできるため、印刷して紙で保管しておけば、毎月の料金の推移を見ることができます。

料金を見直して、プラン変更を検討するのにも役立ちますね。

ソフトバンク光の未払いについて

ソフトバンク携帯の料金未払いは、ソフトバンク光の料金未払いにも同様の影響が発生します。

特に、携帯電話料金と合算請求している場合は、両方のサービスがストップする可能性が高くなります。

ここでは、ソフトバンク光と携帯を合算している場合の料金の支払い方法や利用停止までの期間について解説します。

合算請求の場合の支払い方法

ソフトバンク光の料金を携帯電話料金と合算請求している場合も、My SoftBankでオンライン支払いが可能です。

合算請求の場合、携帯電話料金とソフトバンク光料金の内訳がMy SoftBank(アプリ・Web)で確認できます。

確認方法は以下の通り。

  1. アプリtopの照会・設定をタップする
  2. 「SoftBank 光」をタップする
  3. 「ご利用料金」をタップする
  4.  明細を見るをタップして細かい内訳を確認する

支払い方法は、PayPayかクレジットカードで支払いが可能です。

どちらか一方でも未払いがあると、両方のサービスに影響が出てしまうので、支払い忘れがないよう注意しましょう。

支払い完了後は、通常数時間以内にサービスが復旧します。

そのほかにも、ソフトバンクショップで支払う方法もありますよ。本人確認書類が必要です。

ソフトバンク光の利用停止と強制解約

ソフトバンク光の料金未払いが2カ月続くと、利用停止になります。

仮に、それ以降も支払いを行わない場合、強制解約となるので注意しましょう。

強制解約となった場合、ソフトバンクに再び契約しようとしても契約できなくなるばかりか、他社携帯と契約する際にも契約が難しくなる可能性があります。

信用機関の不払い者情報にブラックリストとして登録されたり、事故情報が登録されたりするからです。

もしソフトバンクが強制解約されてしまったら?4つの対処法

もし、ソフトバンクの携帯料金未払いで強制解約されても、ほかの携帯電話を完全に利用できなくなるわけではありません。

複数の代わりとなる手段があり、状況に応じて最適な方法を選択できます。

ここでは、ソフトバンクを強制解約されてしまった場合の4つの対処法について解説します。

①別会社のSIMのみを契約する

他社携帯のSIMのみの契約を結ぶことで、現在の端末を引き続き利用する方法です。

SIMロックが解除されている端末であれば、どの通信事業者でも利用可能です。

利用方法は、現在使っているスマホにSIMカードを挿入するだけ。

初期費用は3,000円程度、月額料金は1,000円台からとなっています。

ただし、信用情報に問題があるとクレジットカードが利用できないため、それ以外の支払い方法ができるSIM会社を選ぶことが重要です。

SIMは、オンラインで申し込みできるサービスが多く、最短即日で開通できますよ。

②プリペイドSIMを利用する

プリペイドSIMは、特定のキャリアとの携帯契約をせずに使う買い切り型のSIMです。

必要な分だけ料金をチャージして利用するのが特徴。

コンビニ、口座振替などでチャージできます。

ただし、長期利用では割高になる傾向があるため、一時的な利用がおすすめです。

③レンタルスマホを利用する

レンタルスマホは、データ容量や通話料金を先払いして携帯を借りるサービスです。

審査が不要で、身分証明書のみで契約できるのが特徴

レンタル料金は本体代と事務手数料、月額費用を併せて、6,000円〜10,000円程度が相場です。

最新機種も選択できて、海外旅行用のプランも充実しています。

ただし、通常のスマホを購入するよりも割高になるため、長期に使うのには向いていません。

短期間の利用や端末の故障時の代替手段としてなら有効でしょう。

また、端末の破損や紛失には追加料金が発生するため、取り扱いには十分な注意が必要です。

④審査基準が緩い格安SIMサービスを利用する

審査基準が緩い格安SIMサービスを利用するのも方法の一つです。

携帯の料金未払いでブラックリスト入りして信用情報に傷が付いてしまった場合にも、比較的簡単に契約できるのが特徴です。

月額料金は2,000円~4,000円程度で、データ通信量に応じた複数のプランから選択可能です。

ソフトバンクを語る詐欺に注意!

近頃、料金未払いや利用停止予告など、ソフトバンクを装ったSMSやメール、電話が送られる詐欺被害の事例が多数報告されています。

具体的には、不正なサイトに誘導して、IDやパスワードを入力して高額な金額の振り込み要求をしたり、不正アプリのインストールを求めたりするケースです。

ソフトバンク光の未納を装った詐欺のケースもあるようです。

もし、詐欺に逢ってしまったら、警察相談専用電話 「#9110」に相談してくださいね。

まとめ

ソフトバンクの料金未払いは、だれにでも起こりうる問題ですが、適切な知識と素早い対応をとれば最悪な事態を避けられます。

まずは、冷静に現状を把握して正確な未払い金額を確認してください。

支払い方法はいくつか用意されていますが、24時間対応しているMy SoftBankがおすすめです。

ソフトバンクのカスタマーサービスに相談してみるのも、一つの方法でしょう。

定期的な支払い状況の確認と登録情報の適切な管理も、欠かさずに。

もし、ソフトバンクを強制解約されてしまったなら、格安SIMサービス「だれでもモバイル」はいかがでしょうか?

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