• 2026.06.05

携帯料金値上げでどうする?あなたに合った対策はどれ?

携帯料金値上げでどうする?あなたに合った対策はどれ?

食費も光熱費も上がり続ける昨今、今度は携帯料金まで値上がりしました。

「また値上げか!」と、だんだん腹も立ちますよね?

そう怒るのも、当然です。

どんどん生活が、ままならなくなってきますからね。

とはいえ、このような状況をただ指をくわえて眺めているわけにもいきません。

そこで今回は、各社の主な値上げ状況、値上がりの理由、選択すべき3つの対策について解説します。

携帯大手各社の主な値上げ状況(2025〜2026年)

値上げは、NTTドコモとauが昨年から、ソフトバンクは今年の7月に値上げ予定です。

第4のキャリア楽天モバイルだけは、「値上げしない」と宣言しており、現時点では低価格路線を維持しています。

ここではお得な無制限プランの値上げ状況と今後の値上げ予定について取り上げます。

①NTTドコモ

4社の中で、値上げ幅が最も大きいのがドコモです。

2025年に「ドコモMAX」の全データ帯で1,133円の値上げを実施しました。

3GB超〜無制限のプランは月8,448円(税込)となり、格安SIMの平均月額と比べると3倍以上の差があります。

さらに、事務手数料も3,850円から4,950円に引き上げられており、乗り換え時のコストも上がっています。

今後についてもコスト増を理由に追加値上げの可能性があると明言しており、大手の中で最も値上げリスクが高い状況です。

②KDDI(au)

auは2025年に、使い放題プランを一律330円引き上げました。

「使い放題MAX+」は7,788円(税込)、「使い放題MAX+ 5G with Amazonプライム」は8,657円(税込)に値上げしています。

auの値上げ幅は、「ドコモより少し安い」状況ですが、2026年の追加値上げの可能性も否定できません。

③ソフトバンク

昨年値上げしたauとドコモに対して、ソフトバンクは今年値上げ予定です。

具体的には、7月1日から全プランの料金を改定します。

料金の幅は、110円〜550円とプランによって幅があります。

④楽天モバイル

楽天モバイルは、「当面値上げをしない」と公式に宣言しています。

現時点では月額3,278円(税込)で使い放題を維持しており、他の3社が値上げを実施している中、低価格帯を保っている点が大きな特徴です。

ただ、楽天モバイルは過去にも一度値上げを実施した経緯があります。

「今すぐ料金を下げたい」という方には有力な選択となりますが、永続的に低価格が続くとは言い切れません。

なぜ携帯料金は値上がりしたのか

昨年から始まった携帯料金の値上がりの背景には、複数の要因が重なっています。

ここでは、「なんで急に携帯料金は値上げしたんだろう?」と感じた方のために、携帯料金値上げの理由を整理します。

インフラコストと賃上げの影響

2020年に発足した菅政権時代の携帯料金の値下げ要請により、携帯会社の月々の携帯料金が安くなりました。

しかし、物価高騰による通信設備の維持費・運営費の上昇や人件費の高騰、AI導入による通信料の増加などが、コスト増に拍車をかけ、携帯各社は値上げをせざるを得ない状況になりました。

その結果、携帯料金の値上がりに

大手キャリアを使うユーザーにとってはありがたい政策でしたが、この値上げの流れは止まりそうもありません。

携帯料金値上げ~手軽にできる3つの対策~ 

大手キャリアで続く、携帯料金の値上げの流れが止まりそうにありませんが、少しでも携帯料金を安く利用できる方法は、ないのでしょうか?

ここでは、携帯料金の3つの値上げ対策について紹介します。

①家族全員で乗り換え~スマホ経済圏でお得に使う~

家族全員で同じ携帯会社に移行すると、コスト減になります。

例えば、ドコモMAX無制限プランをファミリー割で利用する場合、3回線以上だと1,210円の割引です。

さらにどこも光セット割を適用で-1,210円、ドコモでんきセット割で-110円、dカード支払い割-550円、20年以上のドコモ継続利用の長期利用割-220円を合わせると、5,148円の割引。

通常8,448円から3,300円の割引となる計算です。

ただし、デメリットもあります。家族全員のキャリアを統一することで、それぞれが自由にキャリアを選べなくなるという不具合です。

例えば、仕事でドコモのエリアが必要な家族がいる場合や特定のキャリアの経済圏(ポイント・サービス)を活用している家族がいる場合は、まとめて乗り換えることが必ずしも得策ではありません。

「家族全員の状況を確認してから動くことが前提」です。

②サブブランドに乗り換える

ギガ数をさほど使わない方は、大手キャリアのサブブランドに乗り換える方法もあります。

ahamo(ドコモ回線)・povo(au回線)・LINEMO(ソフトバンク回線)は、大手キャリアと同じ回線を使いながら、月額を大幅に下げられます。

ahamoは、30GB2,970円(税込)、110GB4,950円(税込)です。

NTTドコモの3GB超えプランと比べて、30GBは約5,500円。110GBは約3,500円安くなります。

使いたい分だけトッピングして利用するpovoの30GBは、月額2,200円(税込)ですが、使い放題MAX+を30GB以内で使えば、約5,600円安くなります。

LINEMOのベストプランVは、30GBが2,970円(税込)です。ソフトバンクのテイガク無制限プランは、8,008円(税込)なので、容量を30GBしか使わないように抑えれば約5,000円の節約になります。

無制限にこだわらなければ大幅に安く利用できるので、サブブランドの値上がり前に移行するのがベストです。

③格安SIM(MVNO)に乗り換える

携帯料金の値上げ対策に、格安SIMへに乗り換える方法もあります。

格安SIMの平均月額は、4〜5GBが1,000円〜1,500円。20GBが約2,000円〜3,000円、データ無制限は約3,000円が相場です。

月約5,000円、年間で計算すると約6万円の節約になります。

ただし、格安SIMは混雑する時間帯(昼)に速度が落ちやすい傾向です。

動画をよく使う方は、その時間帯を避けて使うようにして節約につなげましょう。

まとめ

今回は、各社の携帯料金の主な値上げ状況や値上げの背景、3つの対策について解説してきました。

今後、大手キャリアの値上げは、避けられません。

ただ、少しでも節約する方法は確実にあります。

具体的には、「家族でまとめて乗り換える」「サブブランドに乗り換える」「格安SIMに乗り換える」の3つの対策です。

まずは、ご自身の毎月のデータ使用量を確認してみてください。

「自分はどのくらい使っているのか」に応じて、料金の安い携帯を検討しましょう。

※本記事の料金情報は執筆時点のものです。最新情報は各社公式サイトでご確認ください。