• 2026.04.30

ANAモバイルとJALモバイル、結局どっちがお得?料金・マイル・特典を比較してみた【2026年最新版】

ANAモバイルとJALモバイル、結局どっちがお得?料金・マイル・特典を比較してみた【2026年最新版】

2026年3月24日にANAモバイルのサービスがスタートしました。

ANAモバイルは、 ANAグループのANA X株式会社が運営する格安SIMサービスです。

一方、JALモバイルは、日本航空とインターネットイニシアティブが提携してスタートした格安SIMサービス。

「ところで、ANAモバイルとJALモバイルって、どんな違いがあるんだろう?」

そんな疑問に応えて、この記事では、ANAモバイルとJALモバイルの特徴、料金・マイル還元・特典、おすすめの人などを取り上げます。

【結論】ANAモバイルとJALモバイルどっちがおすすめ?

ANAモバイルとJALモバイルは、どちらとも「マイルが貯まる格安SIM」です。

詳細は別の章で取り上げますが、まずここでは、ANAモバイルとJALモバイルの2つのサービスを選ぶべき人とそれ以外の人に分けて解説します。

ANAマイルをコツコツ貯めたい人はANAモバイル

ANAモバイルは、月額料金の20%がマイルとして還元されます。(※通話料金、その他の有料オプションは含まず)

例えば、音声+SMS+データの月額2,150円のプランを選んだ場合、毎月430マイル、年間5,160マイルが自動で貯まります。

トクたびマイル(現在一時休止中)や特典を使えば、スマホ料金を安く済ませられるのも特徴です。

例えば、トクたびマイルを活用すれば、月額2,650円の30GBプランが実質530円の2,120円で利用できるようになります。

つまり、ANAモバイルに契約すると、毎月のスマホ代だけではなく旅行代も割安になるイメージです。

JAL派・どこかにマイル・Life Statusポイント重視の人はJALモバイル 

JALモバイルは、毎月のマイル数は少ないですが、独自の特典が充実しています。

例えば、国内線往復特典航空券「どこかにマイル」が通常7,000マイルのところ、年1回1,500マイルで利用可能です。

また、JALの上級会員JGC取得の基準になるLife Statusポイントが、毎月1ポイント自動付与されるのも特徴です。

この2つの特典をフル活用できるJALマイラーにとっては、マイル還元数の差を十分に補えるでしょう。

マイルに興味ない人は、正直どちらも向いていない

ANAモバイルもJALモバイルも「マイルが貯まる代わりに表面的な月額はやや高め」という設計です。

そのため、純粋にスマホ代を安くしたいだけなら、IIJmioやNUROモバイルなど通常の格安SIMの方が同容量で月額数千円から数百円安くなります。

ANAモバイルにするかJALモバイルにするかは、マイルを年1回以上使っているかどうかが、判断の分かれ目です。

加入後に「やっぱりマイルを使わなかった」となると、ただコストが上がるだけでお得感は低くなるでしょう。

ANAモバイルとJALモバイルの違いを比較

ANAモバイルとJALモバイル。

2つのサービスを比較してみると、明確に違いが見えてきます。

ANAモバイルはプラン数が多く、自分の使用量に合わせた細かい調整が可能です。

また、データチャージは250円と有料になりますが、1GBにつき50マイル付与されます。

通話定額は、5分かけ放題が月600円、10分かけ放題が月850円、無制限かけ放題が月1,650円で、それぞれ、120マイル、170マイル、330マイルが付与されます。。

一方のJALモバイルは、家族シェアやデータ繰り越しに対応しており、使い切れなかったデータをムダにしたくない方に向いています。

それぞれの特徴を表にまとめると、以下の通りです。

項目ANAモバイルJALモバイル
回線ドコモ・auドコモ・au
eSIM対応ありあり
音声SIM最安1GB/750円〜2GB/850円〜
データSIM最安1GB/650円〜2GB/740円〜
プラン数全20プラン(1GB〜100GB)全8プラン(2GB〜55GB)
マイル還元月額料金の20%(変動)プラン固定(月10〜70マイル)
かけ放題5分/10分/無制限5分/10分/かけ放題
家族シェアありあり
データ繰り越しありあり
初期費用3,300円3,300円
支払い方法クレジットカードのみクレジットカードのみ
独自特典ライフソリューションサービス対象どこかにマイル優待/Life Statusポイント月1pt

ANAモバイルの5つの特徴

ANAモバイルは、マイル還元率の高さが最大の売りです。

ただし、向いている人と向いていない人がはっきりと分かれるのも事実です。

ここでは、ANAモバイルの4つの特徴を取り上げます。

①月額料金の20%がマイルに還元される

ANAモバイルの核となる特典は、月額料金の20%相当のANAマイル付与です。

毎月の通信費が、直接マイルとして積み上がっていくのが特徴。

使えば使うほどマイルが増える設計で、データ通信量が多い方ほど恩恵を受けやすいところがあります。

対象は「基本プラン料金」「通話定額オプション」「データチャージ代」の3つで、セキュリティオプションは含まれません。

また、契約初月には500マイルのプレゼントもあります。

10GBプラン(月額1,650円)を例にすると、年間の獲得マイルは以下の通りです。

項目ANAモバイル(10GB)
月間マイル330マイル
年間マイル3,960マイル
初月ボーナス+500マイル
初年度合計4,460マイル

毎月払うスマホ代が、そのまま旅行代の割引になるイメージです。

②プランは1GB〜100GBの全20種類

データ容量は、1GBから100GBの20段階で選べます。

他の格安SIMと比べてもプラン数が多く、自分の使用量に合ったギガ数を選べる点がポイントです。

また、音声通話が不要な方には、データ専用プランもあります。

データ専用プランは、SIMカードまたはeSIMから選択。

音声プランはドコモ回線またはau回線を選択できるのに対し、データ専用プランのeSIM・SIMカードはドコモ回線のみなので注意してくださいね。

③ドコモ・au回線、SIM・eSIM対応

ANAモバイルの音声+SMS+データプランは、ドコモ回線とau回線の2種類から選択できます。

自宅エリアや職場でのつながりやすさに合わせて選べるのは、格安SIM選びで安心できるポイントです。

他の格安SIM同様eSIMにも対応しており、スマートフォンがeSIM対応機種であれば、物理的なSIMカードの到着を待たずに即日開通できます。

一方、SIMカードの場合は、郵送で最短3〜4日程度で開通可能。

SIMの未契約の場合は、現在使っているスマートフォンや電話番号はそのままで乗り換えられます。

関連記事:【2026年最新】SIMのみ契約おすすめ7選|SIMのみ契約の仕組みと4つのメリット

④ライフソリューションサービス対象でSFC修行にも使える

ANAモバイルは、ANAのプレミアムメンバーサービスのステイタス取得条件のひとつである「ライフソリューションサービス」の対象サービスです。

SFCの取得には飛行機のプレミアムポイントに加え、日常サービスの利用実績を組み合わせる方法があります。

ANAモバイルに加入するだけで、その実績のひとつが自動でクリアされるというわけです。

飛行機に乗る回数を抑えながらステイタスを狙いたい方にとっては、スマホ代を払いながらマイル貯められる一石二鳥の使い方です。

⑤データ繰り越しに対応

ANAモバイルは、使い切れなかったデータを翌月に繰り越せます。

月額で契約しているプランのデータ容量は、翌月末まで繰り越し可能です。

追加チャージ分は、購入日から3カ月後の月末です。

月によってデータを使い切れない方にとって、これは助かりますね。

JALモバイルの5つの特徴

JALモバイルはマイル還元数こそ少ないですが、独自特典の価値が高いサービスです。

毎月のマイル積算よりも、「特典の使い方」で得をする設計になっています。

① 2GB月額850円〜で始めやすい料金設計 

プランは2GBから55GBまでの8種類で、ANAモバイルほど細かくはありません。

JALモバイルの音声SIMの最安値は、2GB・850円で毎月のマイル数は25マイルが付与されます。

ANAモバイルの料金とどれくらい差があるかを見てみましょう。

例えば、ANAモバイルの音声SIMデータの10GBは、1,650円。

対して、JALモバイルの10GBの音声SIMは1,400円です。JALモバイルの10GBは、250円安い設定となっています。

②マイル付与はプラン固定(月20〜50マイル)

JALモバイルのマイル付与は月額料金に連動せず、プランによって固定された枚数が付与されます。

10GBプラン(月額1,400円)を例にすると、年間の獲得マイルは以下の通りです。

項目JALモバイル(10GB)
月間マイル50マイル
年間マイル600マイル
新規ボーナス+500マイル(※キャンペーン中は対象外)
初年度合計1,100マイル

ANAモバイルの同プランと比べると、月間マイルは約1/4にとどまります。

「毎月コツコツマイルを積みたい」という陸マイラーには物足りなく感じますが、JALモバイルは毎月のマイル積算よりも年1回の特典活用で価値が出る設計です。

③どこかにマイルが1,500マイルで使える優待

JALモバイルの最大の差別化ポイントは、「どこかにマイル」の優待です。

「どこかにマイル」とは、4つの候補地からなる往復航空券が7,000マイルで交換できる特典ですが、JALモバイルを利用すれば、わざわざ7000ポイント貯めることなく、わずか1,500マイルで往復航空券と交換できます。

「国内旅行を年に1回は楽しみたい」という方なら、この優待だけでJALモバイルを選ぶ価値がありますね。

④Life Statusポイントが毎月1ポイント自動付与

JALモバイルに契約すると、全プランでJGC入会基準となるLife Status ポイントが毎月1ポイント自動で付与されます。

JGC修行を長期視点で進めている方にとって、飛行機に乗らない月も毎月自動でポイントが積み上がるのは、大きな魅力です。

しかし、年間12ポイントなので、JGC入会基準の1,000ポイントを目的にする方にとっては少ない数字です。

この点を解消するには、JAL系クレジットカードや他のJAL提携サービスと組み合わせることで、ポイント取得のペースを底上げできます。

⑤データ繰り越し・家族シェア対応

JALモバイルは余ったデータを翌月に繰り越せる機能や、家族間でのデータシェア機能に対応しています。

月によってデータ使用量が変わる方にとって、繰り越しがあれば余ったデータがムダにならずに済むのでメリットですね。

ANAモバイルとJALモバイルの料金を比較】

ANAモバイルとJALモバイルの新規契約料金を、細かく比較してみます。

同容量プランの月額料金比較表(音声SIM・税込)

データ容量ANAモバイルJALモバイル
2GB850円   (170マイル)850円(新規契約はマイル対象外)
5GB1,150円(230マイル)950円(新規契約はマイル対象外)
10GB1,650円(330マイル)1,400円(500マイル)
15GB1,950円(390マイル)1,600円(500マイル)
25GB2,350円(470マイル)2,000円(500マイル)
35GB2,850円(570マイル)2,400円(500マイル)
45GB3,650円(730マイル)3,300円(500マイル)
55GB4600円(920マイル)3,900円(500マイル)

月額は、JALモバイルが各容量帯で100〜300円程度安くなっています

JALモバイルは、新規契約時に全てのプランにマイルが付かないのに対して、ANAモバイルは全てのプランにマイルが付与されるのが特徴です。

また、ANAモバイルは、新規契約時に500マイルがプレゼントされるので、マイルを有効に利用したい方には、ANAモバイルがお得です。

よくある質問(FAQ) 

ANAモバイルとJALモバイルを比較する中でよく出る疑問をまとめました。

①今使っているスマホはそのまま使えますか?

基本的には、そのまま使えます。

ただし、すべての端末が対応しているわけではないため、公式サイトの動作確認ページで事前に確認しておきましょう。

SIMロックがかかっている端末は、解除が必要な場合があります。

②支払い方法は何が使えますか?

ANAモバイル・JALモバイルともに、クレジットカード払いのみです。

口座振替やデビットカードには対応していません。クレジットカードを持っていない方は、加入前に用意しておく必要があります。

3. 学生や高齢者向けの専用プランはありますか?

ANAモバイル・JALモバイルともに、学生割引や高齢者向けの専用プランは用意されていません。

どちらも年齢に関係なく同一料金で利用できます。

スマホ代をできるだけ安くしたい学生の方には、IIJmioやNUROモバイルなど通常の格安SIMの方が向いているでしょう。

まとめ

この記事では、ANAモバイルとJALモバイルの特徴・料金・マイル還元・特典の違い、そして自分に合ったサービスの選び方について解説してきました。

2つのサービスはどちらも「航空会社系の格安SIM」ですが、得をする仕組みがまったく異なります。

ANAモバイルは月額料金の20%がマイルとして還元されるため、毎月コツコツマイルを積み上げたい方に向いています。

一方、JALモバイルは毎月のマイル還元数は少ないですが、「どこかにマイル優待」という年1回の特典でお得感を感じられる設計です。

改めて、今回の記事をまとめると以下の通りです。

ANAマイラー・陸マイラーには、毎月の還元率が高いANAモバイルが向いている

●JAL派・JGC修行中・「どこかにマイル」をよく使う方にはJALモバイルが向いている

●家族シェアやデータ繰り越しを使いたい方は、JALモバイルの方が使い勝手がよい

●マイルを活用しない方は、通常の格安SIMの方がコストを抑えられる

ANAモバイルとJALモバイルのどちらを選ぶにしても「自分は年1回以上マイルを使っているか」が、判断の分かれ道です。

まずは公式サイトで自分のプランの月額と年間獲得マイルを確認してみてください。