• 2025.09.12

ドコモから格安SIMに乗り換えるならどこがいい?|おすすめの携帯会社5選

ドコモから格安SIMに乗り換えるならどこがいい?|おすすめの携帯会社5選

ドコモの料金プランを見て「高いな…」と思ったことはありませんか?

多くの方が感じているその悩み。格安SIMへの乗り換えで解決できますよ!

「でも、格安SIMって通信品質が心配…」

「手続きが面倒そう…」

という不安をお持ちの方も多いでしょう。

そこで本記事では、ドコモユーザーが格安SIMに乗り換えるメリットや乗り換え時に検討すべき6つのポイント、ドコモユーザーにおすうすめの格安SIM5選、乗り換えに適切なタイミングなどについて解説します。

ドコモユーザーで通信費の見直しを検討されている方は、ぜひ最後までお読みください。

目次

ドコモから格安SIMに乗り換える3つのメリット

ドコモから格安SIMへ乗り換えようとする方は、どのようなきっかけで変えているのでしょうか?

ここでは、ドコモから格安SIMに乗り換える3つのメリットを取り上げます。

ドコモから格安SIMに乗り換えるメリット①月額料金の大幅な削減が期待できる

ドコモから格安SIMへ乗り換えする最大のメリットは、月額料金の大幅な削減です。

ドコモでは、2025年6月に料金プランを改定しました。

例えばドコモminiの10GBプランは月額3,850円、ドコモMAX(無制限)は月額8,000円台と高めの設定に変更しました。

この料金改定が高いと感じるユーザーが増えているようです。

そこで、格安SIMへの検討です。

ドコモ回線を使用する格安SIMであれば、同程度のデータ容量を2,000円〜3,000円台で利用できます。

年間で計算すると約3万円〜6万円の節約になり、家計への負担を大幅に減らすことができるでしょう。

4人家族で全員が乗り換えた場合、年間20万円近い節約も実現可能です。

さらに余ったデータ容量を翌月に繰り越せるサービスもあるので、無駄なく利用できる点も魅力的です。

ドコモから格安SIMに乗り換えるメリット②ドコモ回線を使った格安SIMなら通信品質も安心

ドコモ回線を利用する格安SIMであれば、従来と同じエリアで快適に通信できるのもメリットです。

MVNO(仮想移動体通信事業者)は、ドコモの回線設備を借りてサービスを提供しているため、通信エリアや電波の入りやすさは基本的に変わりません。

地方や山間部、地下鉄構内でもドコモと同じ品質でインターネットや通話が可能です。

SIMロック解除の手続きも不要で、現在の端末をそのまま使い続けられる点も大きなメリットでしょう。

ただし、混雑時間帯(平日昼間や夕方)は通信速度が若干低下する可能性があることも理解しておく必要があります。

ドコモから格安SIMに乗り換えるメリット③電話番号とキャリアメールの引き継ぎも可能

MNP(モバイル・ナンバー・ポータビリティ)を利用すれば、現在の電話番号をそのまま格安SIMで使用できます。

手続きはドコモでMNP予約番号を取得して、新しい格安SIM事業者に申し込むだけです。

ドコモのキャリアメールアドレス(@docomo.ne.jp)も月額330円の「ドコモメール持ち運び」サービスを利用することで継続利用が可能。

長年使い続けてきた電話番号やメールアドレスを変更する手間がなく、友人や家族、職場へ変更の連絡をせずに引き続き使えるのは大きいですね。

ドコモから格安SIMに乗り換える時に検討すべき重要な6つのポイント

ドコモから格安SIMに乗り換える時には、料金だけでなく複数の点から総合的に判断することが大切です。

ここでは、格安SIMに乗り換える際の重要な6つのポイントについて解説します。

ポイント①月額料金とデータ容量のバランス

まずはドコモのマイページで過去3カ月間の平均使用量を確認し、ご自身の月間データ使用量を把握しましょう。

格安SIMサービスに乗り換える際には、それに見合ったデータプランを選ぶことが肝心です。

自分が利用するプランより少し余裕のある容量を選ぶのが理想的。

各社が幅広い容量のプランを提供しているため、チェックしてみてくださいね。

データ繰り越しサービスがあるかも、重要なチェックポイントですよ。

ポイント②通話料金とかけ放題オプション

音声通話をたびたび利用する方は、かけ放題オプションの有無と料金を確認しましょう。

5分以内、10分以内、完全無制限など、各社で提供するかけ放題の内容が異なります。

通話時間に応じて最適なオプションを選択すれば、通話料金を大幅に節約できますよ。

ポイント③利用する回線の種類と通信品質

ドコモ、au、ソフトバンク、楽天のいずれかの回線を使用しているかによって、通信エリアや速度が変わります。

現在ドコモを使用しているあなたは、同じドコモ回線の格安SIMを選ぶとSIMロック解除が不要になるなど手続きの面で面倒を省けます。

実際の通信速度(実測値)も、事前に確認しておきましょう。

電波が良好で早い格安SIMについては、以下の記事を参考にしてください!

【2025年最新】電波が良好で速い格安SIMランキング|料金・速度・利用目的別に徹底比較」

ポイント④乗り換えキャンペーンと特典の活用

乗り換え時のキャッシュバックや月額料金の割引、端末セールなどの特典を活用すると、さらにお得に契約できます。

格安SIMには期間限定のキャンペーンも多いため、タイミングよく申し込むことが重要でしょう。

ポイント⑤追加オプションとサービス

データ繰り越しや速度切り替え、セキュリティサービスなど、基本プラン以外の付加サービスも比較対象にしてみてください。

自分の利用スタイルに合った機能が充実しているかを確認して、長期的に満足できるサービスを選択しましょう。

ポイント⑥サポート体制と契約後のフォロー

店舗でのサポートが必要な方は、実店舗を展開している格安SIM会社を選ぶのがおすすめです。

仮にオンラインサポートしかない場合でも、チャット、電話、メールなど複数の問い合わせ手段が用意されているかを確認しておくと安心です。

乗り換え前に知っておくべき注意点

格安SIMにはメリットが多い一方で、いくつかのデメリットも存在します。

事前に把握しておけば、乗り換え後の満足度を高められるでしょう。

注意点は以下の通りです。

  • 混雑時間帯(平日の昼間12時〜13時、夕方18時〜20時)の通信速度低下
  • 一部のドコモ独自サービス(dポイント、d払いなど一部を除く)の利用停止
  • 支払い方法の制限(クレジットカード中心)
  • 店舗サポートの減少

などが主なデメリットとして挙げられます。

これらの点を理解した上で適切なサービスを選べば、十分に満足できる結果を得られるはずです。

ドコモユーザーにおすすめの格安SIM5選

ドコモから格安SIMに乗り換える際は、利用目的や重視するポイントに応じて最適なサービスを選びましょう。

ここでは、ドコモ系の格安SIMで厳選した5つのサービスをご紹介します。

①ahamo:通信速度と安定性を重視する方向け

ahamoはドコモが提供するオンライン専用プランで、格安SIMの中でも特に高い通信品質を誇ります。

月額2,970円で、30GBのデータ容量と5分以内の国内通話かけ放題の利用が可能。

ドコモの基地局を直接使用するため、混雑時でも安定した速度を維持できる点が最大の強みです。

海外91の国と地域で追加料金なしでデータ通信が可能で、出張や旅行の機会が多いビジネスパーソンには特におすすめでしょう。

大盛りオプション(月額4,950円)を追加すれば110GBまで利用でき、データをたくさん使う方にも対応しています。

操作の不具合などで相談したい時には、ドコモショップで対面サポートしてくれる「安心店頭サポート」があるのも強みです。

【代表的なプラン】

プラン 特徴 料金(音声電話+データ通信)
30GB
110GB
・2種類のシンプルなプラン

・大容量が安い

30GB:2,970円(税込)国内通話料金5分/回 無料
110GB:4,950円(税込)国内通話料金5分/回 無料

②mineo:柔軟な料金プランとサポートの充実

mineoは関西電力グループが運営する格安SIMです。

回線は、ドコモ、au、ソフトバンクの3つの回線に対応しています。

格安SIM初心者でも安心して利用できる環境が整っている点が魅力です。

豊富な料金プランと手厚いサポートが特徴のmineoは、1GBプラン1,298円(税込)から50GBプラン2,948円まで使用量に応じて細かい容量を選択できます。

余ったデータ容量は翌月に繰り越せるため、無駄なく利用できる点も魅力です。

また、独自のコミュニティサイト「マイネ王」では、ユーザー同士でデータ容量をシェアしたり、質問に答えてもらったりなどのやりとりもできますよ。

月額385円の「パケット放題Plus」オプションを追加すれば、最大1.5Mbpsでデータ使い放題に。

動画視聴やビデオ会議をたびたび利用する方にもおすすめのサービスです。

全国に店舗も展開しており、対面でのサポートでのサポートを受けたい方には安心ですね。

【代表的なプラン】

プラン名:マイピタ 特徴 料金(音声電話+データ通信) データ通信のみ
 1GB
5GB
10GB
20GB
50GB
毎月必要なデータ容量で選ぶ

余った料金は翌月に繰り越せる

1GB:1,298円(税込)
5GB:1,518円円(税込)
10GB:1,958円円(税込)
20GB:2,178円(税込)
50GB:2,948円(税込)
1GB:880円(税込)

5GB:1,265円(税込)

10GB:1,705円(税込)

20GB:1,925円(税込)

50GB:2,695円(税込)

 

プラン名:マイそく 特徴 料金(音声電話+データ通信) データ通信のみ
・プレミアム
・スタンダードライト
・スーパーライト
データ無制限・最大通信速度で選べる プレミアム(最大5Mbps)2,200円(税込)

スタンダード(最大1.5Mbps)990円(税込)

ライト(最大300kbps)660円(税込)

スーパーライト(最大32kbps)250円

 

プレミアム(最大5Mbps)2,200円(税込)

スタンダード(最大1.5Mbps)990円(税込)

ライト(最大300kbps)660円(税込)

IIJmio:業界最安級の料金設定

IIJmioはインターネットイニシアティブが運営する老舗の格安SIMで、業界最安級の料金プランが魅力です。

2GBプラン月額850円(税込)、5GBプラン月額700円(税込)、20GBプラン月額900円など非常にリーズナブルな価格設定となっています。

ドコモ、au両方の回線に対応しており、通信品質も安定。

家族でシェアできるファミリーシェアプランや複数枚のSIMカードを1つの契約でまとめられるのも便利です。

さまざまな端末セールもたびたび実施しており、乗り換えと同時に機種変更を検討している方にもおすすめ。

【代表的なプラン】

プラン 特徴 料金(音声電話+データ通信)
2GB
5GB
20GB
25GB
35GB
45GB
55GB
65GB
SIMカードの種類と必要データ量を選ぶだけのシンプルなプラン 2GB:850円(税込)
5GB:700円(税込)
20GB:900円(税込)
25GB:1,800円(税込)
35GB:2,000円(税込)
45GB:1,950円(税込)
55GB:3,300円(税込)
65GB:3,900円(税込)

HISモバイル:通話料込みでお得な格安プラン

HISモバイルは旅行会社HISグループが運営する格安SIMです。

通話料込みの「自由自在プラン」は、1GBプラン月額550円、3GBプラン月額770円、7GBプラン月額990円、10GB1,340円と格安な料金で利用できるのが特徴。

通話料金が30秒9円と、安い通話料になっているのも魅力です。

世界120か国以上で利用できる海外旅行用のプリペイド型のSIM「Trip SIM」も取り扱っており、旅行好きの方にもおすすめです。

【代表的なプラン】

自由自在プラン 特徴 料金(音声電話+データ通信)
100MB
1GB
3GB
7GB
10GB
20GB
30GB
電話もSNSも楽しみたい人向け 100MB:280円(税込)

1GB:550円(税込)

3GB:770円(税込)

7GB:990円(税込)

10GB:1,340円(税込)

20GB:2,090円(税込)

30GB:2,970円(税込)

 

だれでもモバイル:審査に不安がある方向けの選択肢

だれでもモバイルは、携帯ブラックリストの方でも契約可能な審査が緩い携帯キャリアとして注目されています。

NTTドコモの回線を利用しているため、日本全国ドコモのエリア内であれば5G/LTE/3G網のサービスエリアにて利用可能です。

通常の格安SIMと比較すると料金は高めに設定されていますが、以下のような特徴があります。

  • 契約審査なし
  • クレジットカード不要(
  • 支払いは口座振替かコンビニ支払いの2種類
  • 他社の未払いがあっても契約可
  • 音声機能付きSIMカードの利用(すべて音声機能付き、かけ放題)

過去に支払い遅延などでブラックリスト入りしている方やクレジットカードを持てない方にとっては貴重な選択肢となるでしょう。

【代表的なプラン】

電話10分かけ放題+データ通信SIM料金プラン 特徴 料金
1GB
3GB
5GB
10GB
20GB
・契約審査なし
・クレジットカード不要
・他社の未払いでも契約可
・何度でも10分かけ放題
1GB:1,990円(税込)

3GB:3,700円(税込)

5GB:4,500円(税込)

10GB:6,100円(税込)

20GB:8700円(税込)

関連記事:携帯ブラックリストでも契約できる格安SIM10選!審査に落ちたときの対処法も解説

ドコモから格安SIMへの乗り換え手続き完全ガイド 5つの手順

ドコモから格安SIMへの乗り換えは、以下の5つの手順で進めることができます。

①事前準備:必要書類と情報の確認

乗り換えに必要な書類を事前に用意しておきましょう。

本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)、クレジットカードまたは銀行口座情報、MNP予約番号が必要になります。

【MNP予約番号とは?】

電話番号をそのまま他社携帯で引き継いで利用する際に必要な10桁の番号

②MNP予約番号の取得方法

現在の電話番号を引き継ぐためには、現在利用しているドコモのMNP予約番号を取得します。

手続きの方法は、My docomo(オンライン)、電話(151)、ドコモショップで手続きが可能です。

この中では、オンラインでの手続きが最も簡単。24時間受付可能ですよ。

ちなみにMNP予約番号は、取得から15日間の有効期限があります。

③SIMロック解除の確認と実施

2021年10月1日以前に購入した端末の場合、SIMロック解除が必要な場合があります。

対応機種はドコモの公式サイトから確認できるため、乗り換え前に確認しておきましょう。

④格安SIM事業者への申し込み

格安SIM事業者への申し込みは、選択した格安SIM会社の公式サイトから申し込みします。

本人確認書類とクレジットカード、MNP予約番号などを用意して、指示に従って入力を進めましょう。

⑤SIMカードの受け取りと開通手続き

申し込みから数日で、SIMカードが届きます。

同梱の説明書に従って開通手続きを行い、新しいSIMカードに交換すれば乗り換え完了です。

開通手続き後は、通常30分〜1時間程度で格安SIMを利用開始できます。

乗り換えに最適なタイミングとは

現在のドコモから、格安SIMへ乗り換えるタイミングは、いつにすればいいか迷いませんか?

ここでは、ドコモから格安SIMへ乗り換えるタイミングについて解説します。

①月末近くが最もお得

ドコモの解約は日割り計算されないため、月末近くに乗り換えることで当月分の料金を無駄にせずに済みます。

格安SIMは多くの場合、利用開始日から日割り計算されるため、月末乗り換えが最も経済的です。

②キャンペーン実施期間を狙う

格安SIM各社では、定期的にお得なキャンペーンを実施しています。

乗り換えキャッシュバック、月額料金割引、端末セールなどを組み合わせることで、大幅な節約が可能になりますよ。

格安SIMの乗り換えのベストタイミングの詳しい解説は、以下の記事も参考にしてください!

格安SIM乗り換えのベストタイミングはいつ?失敗しない完全ガイド

まとめ:自分に最適な格安SIMで通信費を賢く節約しよう

ドコモから格安SIMへの乗り換えは、大幅な節約と満足を同時に得られます。

乗り換え手続きも思っているより簡単で、多くの場合は数日で完了できます。

高額な通信費に悩んでいる方は、これ機にドコモから格安SIMへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

年間数万円の節約ができれば、その分を他の生活費に充てることができるので、だいぶ楽になるでしょう。

料金、通信品質、サポート体制など、複数の観点から総合的に判断して、自分の利用スタイルに合った格安SIMサービスを選んでくださいね。

【格安SIMキャリア比較表】

キャリア 重視するポイント
ahamo 通信速度と安定性を重視する方向け
mineo 豊富な料金プラン
IIJmio 業界最安級の料金プランが魅力
HISモバイル 通話料金込みのお得な格安プラン
だれでもモバイル 審査の不安がある方向け