• 2025.06.12

携帯ブラックリストはいつ消える?確認方法や解決策を紹介!

携帯ブラックリストはいつ消える?確認方法や解決策を紹介!

 

「携帯を新規で応募しようとすると、審査に落ちてしまう…。まさかブラックリスト入りしている?」

このような悩みを持つ方は、ご自身が携帯のブラックリスト入りしているか、何年でブラックリストが消えるのかを知りたいのでは?

携帯会社のブラックリストは最長5年間保持されますが、完済すれば即時解除できる可能性があります。

本記事では、携帯ブラックリストが消える期間やブラックリスト入りしているかの確認方法などを解説します。

また、携帯ブラックでも契約できるスマホサービスも紹介します。

 

携帯ブラックリストの種類や審査に関する記事は、下記の記事を参考にしてください。

関連記事:携帯ブラックリストでも契約できる格安SIM10選!審査に落ちたときの対処法も解説

 

目次

ブラックリストは何年で消える?それぞれのブラックリストごとに解説

ブラックリストには、「携帯ブラックリスト」「自社ブラックリスト」「金融ブラックリスト」がありますが、それぞれ保持期間が異なります。

ここでは、3種類あるブラックリストの保持期間について解説します。

①「携帯ブラックリスト」は、完済すればすぐに消える!時効を待てば5年経過後

 「携帯ブラックリスト」が消える期間は、未払い金を完済後です。

携帯料金の滞納者を管理するTCAやTELESA、CICでは、未払い金を支払いさえすればすぐにブラックリストが削除されることになっているからです。

携帯ブラックリストには、5年の時効があるため、支払後5年が経過すれば携帯ブラックリストから自然に解除されるというわけです。

②「自社ブラックリスト」は、半永久的に消えない可能性が高い

自社ブラックリストが消える期間は明らかになっていませんが、一度登録されてしまうと永久的に消えない確率が高いと言われています。

料金未納や支払い遅延が続くことにより、会社から悪い印象を持たれてしまうからです。

そのため、ブラックリストから半永久的に消えない可能性が高まります。

③「金融ブラックリスト」が消える期間は、信用会社によって異なる。

金融ブラックリストが消える期間は、ブラック情報を管理しているJICCやCIC、KSCなどの信用情報機関によって異なります。

JICCの基準では、2019年9月以前なら契約日から5年を超えない時期、2019年10月1日以降なら契約終了後5年以内とされています。

CICとKSCの基準なら、完済から5年ほどです。

それぞれのケースごとのブラックリスト消滅期間の一覧は、下記の通りです。

滞納・延滞の場合 5年以内
債務整理・強制解約の場合 5~7年
個人再生・自己破産の場合 最長7年

まさか!ブラックリスト入りしている?確認する3つの方法

携帯ブラックリストの確認方法は、主に3つのルートから調べられます。

CIC(株式会社シー・アイ・シー)、JICC(株式会社日本信用情報機構)、KSC(全国銀行個人信用情報センター)の3つです。

開示請求は、オンライン申請か郵送で登録状況を確認することが可能。(CICはインターネット開示休止中) 

本人確認書類と申請書類を提出すれば、1週間程度で結果が届きます。

各携帯会社のカスタマーサポートへ、直接問い合わせる方法もあります。

 過去に契約したキャリアやMVNOの窓口や電話などで、未払い金の有無や自社ブラックリストの登録状況を問い合わせてみてください。

【MVNOとは?】

NTTドコモなどの移動体通信事業者から通信回線を借りて、サービスを提供する事業者

携帯のブラックリスト入りする主な3つの原因

携帯会社のブラックリスト入りする主な原因には、どのようなものがあるか気になりませんか?

ここでは、携帯のブラックリスト入りする主な3つの原因について解説します。

①強制解約後も料金の未払いがある場合

携帯料金の未払いが数ヶ月続いて強制解約になったのに、携帯料金の未払いが続く場合、携帯ブラックリスト入りする可能性が高まります。その場合には、他の携帯会社にも不払い情報が共有されます。

つまり、他の携帯会社の契約審査も通りにくくなるというわけです。

ちなみに、携帯会社では、2〜4カ月ほどの滞納が続くと強制解約となります。

②ローンやクレジットカードの長期的滞納した場合

ローンやクレジットカードの支払いが長期的に遅れる場合、ブラックリストに載る原因となるでしょう。

ローンやクレジットカードの滞納は大変厳しく、1カ月でも長期扱いとされるほど厳格だからです。

さらに滞納が長引くと、クレジットカードの利用停止だけでなく、信用情報機関にも登録されてしまいます。

その結果、他のローンやクレジットカード会社ばかりでなく、携帯会社のブラックリストにも登録されるというわけです。

③債務整理をしたことがある場合

債務整理を行うと、ブラックリストに登録されることがあります。

【債務整理とは?】

借金の減額や支払い猶予をもうけることで借金の負担を軽減する手続き。

任意整理、個人再生、自己破産の3つがある。

債務整理は、法的には認められているものの、信用機関の印象面で大きなマイナス要素となり、クレジットカード会社や携帯会社間で、情報が共有されるようになります。

完済しなくてもブラックリストの情報が消える3つの例外

信用情報のブラックリストが、例外的に消える3つのケースがあります。

それは、「自己破産」「債務譲渡」「時効援用が認められた場合」です。

それぞれ、解説していきます。

①自己破産

自己破産した場合、借金をすべて払わなくともブラックリストの情報が消えます。

すべての借金について、返済義務が免除されるのが理由です。

一般的に、自己破産の手続きをしたあと、7年程度で消えると言われています。

②時効援用が認められた

債権者(お金を返してもらう権利を持つ人)に、借金の時効成立を主張し認められた場合、借金の返済義務がなくなります。

これにより、借金の事実もなくなり、ブラックリストから情報が削除されることになります。

時効期間は、カード会社や消費者金融、銀行の場合は5年。

信用金庫は例外を除いて10年です。

③債務譲渡

債務譲渡が認められた場合、ブラックリストの情報は消えます。

借入れした金融機関から、第三者である債権回収会社に債権譲渡が行われた時点で、借入れした債権会社との契約は終了したと見なされるからです。

この理由から、ブラックリストの情報が消えることになります。

ブラックリストから消える期間は信用会社によって異なりますが、一般的に5年後です。

JICCは、1年後です。

「携帯ブラック」「社内ブラック」「金融ブラック」。それぞれのリストに情報が載る仕組み

ブラックリストに情報が載るといっても、どのような仕組みで載るかがわからないのでは?

ここでは、それぞれのブラックリストに載る仕組みを解説していきます。

①「携帯ブラック」の情報共有の仕組み

携帯電話の未払い情報を共有しているのは、主にTCA(電気通信事業者協会)とTELESA(テレコムサービス協会)という2つの業界団体です。

 これらの団体に加盟する通信事業者は、契約者の個人情報と未払い状況を相互に報告し合う義務があります。

この情報共有システムの特徴は、1社で支払い遅延が発生すると自動的に全キャリアの審査に反映される点です。

 例えば、A社で3ヶ月以上の滞納があれば、B社やC社でも契約審査時に即座に判別されることになります。

 解除には未払い金の全額を返済するのが必須です。

②非公開!「自社ブラックリスト」の情報共有の仕組み

大手携帯キャリアでは、業界全体で共有されるブラックリストとは別に、各社が独自に管理する「自社ブラックリスト」が存在します。

 このリストは非公開で運用されており、過去の契約解除歴や料金滞納状況、契約回線数など複数の要素を総合的に判断して登録されます]

特徴 詳細
管理主体 各携帯会社が独自に管理
共有範囲 対象の会社内か、グループ企業で共有。グループで共有しない場合も。
影響範囲 同一企業での再契約に影響

社内ブラックリストの解除基準は公表されていないため、未払い金を完済しても自動的に解除される保証はありません

 実際に、強制解約後に5年経過しても再契約が難しいケースや、クレーム対応履歴が審査に影響する事例が報告されています。

 ③「金融ブラックリスト」の情報共有の仕組み

金融ブラックリストは、先述したJICCやCIC、KSCなどの信用機関の間で、情報を共有しています。

具体的には、支払い遅延や代位弁済(保証会社や家族などが借主に代わり支払いを行うこと)などの金融事故情報や本人申告情報です。

この情報が共有されると、信用情報機関に登録している他の金融機関にも情報が共有されます。

これにより、支払いを完済して情報が削除されるまでは、下記のことが出来なくなります。

  • クレジットカードの契約
  • 新たな借入れ
  • 第三者の保証人

ブラックリスト中でもスマホを使う3つの方法

携帯ブラックリストに登録されていても、スマホを利用する方法はいくつかあります。

審査なしで契約できる格安SIMサービスやプリペイドSIMの活用、家族名義で利用するなどです。

ここでは、ブラックリスト中でもスマホを使い続けるための3つの具体的な方法を詳しく解説します。

①ほぼ審査なしで契約できる格安SIMサービスを利用する

携帯ブラックリストに登録されている方でも、審査なしで契約できる格安SIMサービスが複数存在します。

 これらのサービスは大手携帯キャリア会社とは異なり、独自の審査で契約しているのが特徴です。

ほぼ審査なしで契約できる格安SIMサービスは、以下の通りです。

主な審査なし格安SIMサービス

サービス名 特徴
誰でもスマホ ●データ容量1~100GB

●月額料金2,948円~

●全プラン24時間かけ放題

●コンビニ支払い、口座振替

サンシスコン ●データ容量1G~100GB

●月額料金3,278円~

●口座振替・銀行振込・コンビニ決済対応

●SIMのみ契約可能

●6カ月以上利用でレンタル回線からMVNO回線に切り替え可能

だれでもモバイル ●1G~20GB

●初月0円・全プラン通話定額(2カ月目から5,500円)

●支払いが前払い

●アプリで簡単データチャージ可能

これらのサービスでは、コンビニ払いや銀行振込、口座振替などの振り込み方法を採用しているので、クレジットカードでブラックリスト入りしている方でも契約できます。

 携帯ブラックの方に選ばれる理由です

②身分証だけで使えるプリペイドSIMを利用する

身分証だけで手軽に利用できるプリペイドSIMは、携帯ブラックリスト中でも確実にスマホを使い続けるのに有効な手段です。

 データ通信専用のプリペイドSIMであれば、本人確認書類不要で購入できます。

プリペイドSIMの主な特徴とメリット

  • 買い切り型のため、審査がない
  • HISモバイルやNippon SIM for Japanなど手頃な価格で利用できるサービス豊富
  • 購入当日から即時利用可能で初期費用が安い

ローソンやファミリーマートなどのコンビニやAmazonで購入でき、SIMカードを挿すだけで設定が完了します。

音声通話機能付きのプリペイドSIMを選ぶ場合は運転免許証やパスポートの提示が必要ですが、データ通信のみなら身分証なしで購入可能です。

通信速度制限や有効期限があるため、購入の際には、利用状況に応じた適切なプラン選びをしましょう。 

家族名義で利用する

ご自身が携帯ブラックリスト入りしている場合、本人以外の家族名義で契約することでスマホを利用できます。

その場合、利用できるのは下記のみです。

  • メールや電話の利用
  • 月額コンテンツの利用

ただし、料金プランの変更や機種変更、利用停止や解約などをしたい場合、手続きは、契約者である家族が行わないといけません。

スマホが故障した時の修理も、基本的には契約者である家族でないとできません。

正しい名義変更の流れ

ブラックリスト解除後に自分名義へ変更する場合は、正式な手続きが必要になります。

主な手順は下記の通りです。

  1. 現在の契約者と共同で窓口を訪問
  2. 身分証明書と利用状況が分かる書類を提示
  3. 新しい契約プランの審査を受ける

上記の手続きを省略して名義変更を行うと、後日トラブルに発展する可能性もあるので、注意しましょう。

まとめ 携帯ブラックリスト入りでも審査なしで契約できる格安SIM・スマホサービスなら「だれでもモバイル」

携帯電話の契約審査に落ちてしまうと、「もしかしてブラックリストに載ってしまったのでは?」と不安になりますよね。

携帯会社のブラックリストには種類があり、それぞれ保持される期間が異なります。

主なブラックリストの種類と消滅期間は以下の通りでした。

  • 携帯ブラックリストは 携帯料金の未払い情報を管理するもので、完済すればすぐに削除される。(時効は5年)
  • 自社ブラックリストは、各携帯会社が独自に管理するもので、一度登録されると半永久的に消えない可能性が高い
  • 金融ブラックリストは、クレジットカードやローンの滞納などの金融事故情報を管理するもので、5〜7年程度で情報が削除される(※信用情報機関によって期間が異なる

ご自身がブラックリストに載っているか不安な場合は、CIC、JICC、KSCといった信用機関に開示請求を行えるので、確認してみましょう。

もし、信用機関に確認して携帯ブラックリスト入りしてしまっているとわかっても、安心してください。

審査なしの格安SIMサービスがありますよ。

「だれでもモバイル」は、携帯ブラックリストの方でも契約しやすい携帯キャリアサービスです。

だれでもモバイルには、下記のような特徴があります。

  • 金融機関などのブラックリスト入りなど、信用に傷のある人でも審査なしで契約できる
  • 独自の審査方式を採用することで他のキャリアより審査が通りやすくなっている
  • 滞納で携帯の審査に落ちる人も契約できる
  • 銀行口座引き落としやコンビニ支払いで、クレジットカードなしでも利用できる

上記の理由から、「だれでもモバイル」は、携帯のブラックリスト入りで審査に通らない人でも利用できるサービスと言えるでしょう。

携帯ブラックリスト入りして、どうしても携帯を契約できない方は、ぜひともご検討ください。

だれでもモバイル